嬉泉(きせん)病院[東京都葛飾区東金町]

診療科案内

腹膜透析外来

腹膜透析は基本的に自宅で行う治療になります。そのため血液透析に比べ時間的拘束が少なく、生活の中で大切にしたいことを継続しながら仕事を続ける方や旅行や趣味を楽しみたいと思われている方には最適な腎代替療法となります。また通院回数が月に1回程度と少なくて済むため、家族と過ごす時間を大切にしたい方などがこの治療法を選択されます。現在血液透析の方でも腹膜透析への変更も可能ですので、詳しい説明を聞きたいと思われた方はお気軽に相談してください。

透析センター長 稲津 昭仁

腹膜透析について

透析液を腹膜に注入し、血液浄化します。

血液透析では血液を体外に取り出して血液の浄化を行いますが、腹膜透析では腹腔内(図参照)に直接透析液を注入し、一定時間貯留している間に腹膜を介して血中の尿毒素、水分や塩分を透析液に移動させます。

十分に移動した時点で透析液を体外に取り出すことにより血液浄化が行われます。

透析液は外気に触れることなく、通常は自然の落差を利用して透析液の交換を行います。

注液時には新しい透析液バッグを腹腔より高い位置に置きます。

一方、排液時には空のバッグを腹腔より低くして透析液を排液バッグに取り出します。

腹膜透析について

腹膜透析について

診療案内(要問合せ)

腹膜透析外来についての問い合わせ

TEL:03-3600-9001(代表)

地域医療連携室までお問い合わせをお願いいたします。

【診察日】月・火・土曜日 15:00〜16:00